TVTの手術
TVT Sling
このテープは、膣からいれて、おなかからでてきます。痛みは、麻酔により感じません。
プローリンというテープを使用した腹圧性尿失禁の手術( TVT手術)が1990年中頃年代にスウェーデンで初めて紹介しました。以来、TVTは現在もっとも世界的におこなわれる最も効果的な知られた手術となっています。
    
   




普通は
尿道は、知らず知らずのうちの尿の失禁を阻止するために、きつくしめて維持しますしかし、腹圧性尿失禁の患者さんでは、骨盤底筋の筋力がおちていますから、その正しいポジション尿道サポートすることができません。TVT手術受けれていれば尿道普通のポジション保持することができるのです



Surgery(外科手術)


(TVT手術は入院期間が短い。そのため、術後感染などがないように、綿密に打ち合わせをすることが大切)
Anesthesia(麻酔)

TVTの手術の麻酔方法は、局所麻酔か、全身麻酔か、いろいろあります。私は、これは、咳テストをするときに、麻酔を解除しないといけないからです。私の場合は、事前に何度も尿失禁のテストを繰り返して手術にはいりますので、どの麻酔でもかまいません。




(左が奥井識仁:オリジナル手術帽をかぶっている方)
Surgical Technique Synopsis
(手術はこのようにおこなわれます)

まず、最初に尿道を剥離します。このとき麻酔がかかっていますから、尿道のまわりにきりこみをいれても大丈夫です。切る大きさは大変小さくですみます
次に、そこからTVTを挿入するデバイスというものをさしいれます。
デバイスは、すこしっずつ組織の中を通過します。この間も、麻酔がきいているので大丈夫です
さて、予定されたおなかにまで到達したところで、TVTテープに変更します
ここで、尿道の左右にTVTテープがかかったところです
そして、TVTテープをゆとりを持って固定します
このときに、どの程度のゆとりが必要か、尿失禁テスト(咳ストなど)をしつこくおこないます。精度のよい手術はこのときのテストが丁寧なのです
そして完成です。
しつこいぐらいに、術中の尿失禁テストを繰り返す私。自分でも、しつこいとおもうほど行います。





奥井識仁 @ 泌尿器科専門医・指導医(女性泌尿器科専門医)