Sacrospinous Fixation
仙きょく靭帯固定

Sacrospinous Fixation
Sacrospinous 仙きょく靭帯固定

仙きょく靭帯は、人間のからだの中で、退化せずにのこっている靭帯です。これは、この性器脱、とくに、直腸瘤や、子宮摘出後の膣全脱に対して大変高い効果をしめします。
上記の図で、靭帯を黄色にしているところが、仙きょく靭帯なのです
そして、これこそが大変強靭で有効なのです



SACROSPINOUS FIXATION
仙きょく靭帯固定とは、



この固定方法は、膣後壁手術の際に、肛門まで少しきりこみます。すると、直腸のわきが、はがれてくるのです。そして、この奥のところにこの靭帯があります。この靭帯へは、この靭帯の周囲に大変重要な血管がありますので、傷つけないようにおこなう必要があり、外科医としては最高のレベルを必要とします。
この靭帯に糸をかけて、図のように膣をひっぱりあげることをしますが、この糸は通常2回おこない、そして170日ぐらいでとけるものを使用します。


Figure 1: Palpation and dissection of the sacrospinous ligament
まず、仙きょく靭帯をさわって感覚を確認します。


Figure 2: Placement of the suture in the sacrospinous ligament
つぎに、この靭帯までカンシをとどかせます。このときに、どんあ道具をもちいるかは、術者の経験から、各自が工夫しています

Figure 3: Sutures placed into the sacrospinous ligament
そして糸をかけます。

Figure 4: End result: vagina sutured to sacrospinous ligament on right
最後に糸を引っ張ると、膣がもちあがる仕組みです

丁度 仙きょく靭帯に針をかけたところです。






奥井識仁 @ 泌尿器科専門医・指導医(女性泌尿器科専門医)